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動脈硬化は自分で気づけない 製薬会社がキャンペーン
2010.08.25
 アストラゼネカと塩野義製薬は、動脈硬化性疾患発症の抑制のための啓発キャンペーンを8月17日より全国で始めると発表した。「動脈硬化性疾患を予防するには、LDL(悪玉)コレステロールとHDL(善玉)コレステロールの値を把握し、必要に応じて食事・運動療法、薬物治療を行うことが重要」としている。

キャンペーンの交通ポスター
 キャンペーンは昨年に引き続き2年目で、テーマは「動脈硬化は自分で気づけない。」。自覚症状のないまま進行する動脈硬化の危険性と、動脈硬化性疾患発症抑制のためのコレステロール値管理の重要性について、テレビCMやインターネット、交通広告などで訴えていく。
コレステロール値とバランスを改善
 動脈硬化とは、血管の内側に余分なコレステロールなどがたまり、プラークと呼ばれるコブを作り血管が狭くなったり、弾性がなくなったりする状態をさす。動脈硬化を基盤とする心筋梗塞や脳梗塞などの疾患は、がんと並び日本人の死因の約3割に及ぶ。動脈硬化は自覚症状のないまま進行し、ある日突然、心筋梗塞や脳梗塞を発症するため、サイレントキラー(静かなる殺し屋)ともいわれる。

 動脈硬化を防いで心筋梗塞や脳梗塞を起こさないようにするためには、医療機関などで検査を受け、LDLコレステロールを管理することが重要となる。近年、LDL(悪玉)コレステロールが動脈硬化の危険因子であることが広く知られるようになり、健診や検査を受け、自身のLDLコレステロール値を知っている人は少なくない。しかし、HDL(善玉)コレステロールが低い状態も動脈硬化の危険因子であることはあまり知られていない。

 加えてLDLコレステロールとHDLコレステロールの比率「LH比(LDLコレステロール ÷ HDLコレステロール)」」を良くすることが大切。LH比が高いとプラークが大きくなる危険性が高くなると考えられている。動脈硬化を防いで心筋梗塞や脳梗塞を起こさないようにするためには、医師のアドバイスを受け、LDLコレステロールをしっかり管理することと、LH比を良くすることも大切としている。

 動脈硬化の予防や疾患の理解をより深めてもらうためのホームページ「動脈硬化は自分で気づけない」(監修:野原隆司・田附興風会医学研究所北野病院副院長・心臓センター長)の公開も、8月17日に開始した。

(TERA)  
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