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携帯電話と耳クリップ型脈拍センサーでストレス度を計測
2010.07.20
 常にストレスにさらされている現代人。ストレスが原因で健康を害したり、肥満や生活習慣病の発症につながるおそれもある。ストレスをため込んでいたり、忙しさのあまり疲労感を感じないような人では、ストレスに気付き状態が悪化する前に休むなどの対策が有用だ。

 そこで日々のストレス度を計測できる仕組みが必要となる。ストレス度を携帯電話と耳クリップ型の脈拍センサーを使い、簡易に知ることができる携帯電話用ソフトを、KDDI研究所が開発した。

ストレス度を推定 体調管理の目安に
 これまで、ストレスを計測する機器は、心電計や唾液アミラーゼ測定装置など専用の装置を利用するため、高価で持ち運びも困難で個人で手軽に測定できるようなものはなかった。

 今回開発されたストレス計測アプリケーションは、安価に入手可能な、耳クリップ型の脈拍センサーから信号を取り込み、それを携帯電話のイヤホンマイク端子に入力し、携帯電話のアプリケーションでストレス度を推定するもの。携帯電話と脈拍センサーがあれば、いつでもどこでも外出中でも測定できる。

 ストレス度を、脈拍の変動を測定し、脈拍の間隔のゆらぎから得られる交感神経と副交感神経の活動バランスにより推定する。実験データ解析などは、東京大学先端科学技術研究センターの伊福部教授の指導を受けて実施した。また、42名の社内モニターにより、唾液アミラーゼ法と比較し有効性を確認した。

携帯電話を利用しストレス度を計測(KDDI研究所)
 同社では今後は、推定したストレス度を日々の体調管理の目安にしたり、ストレス解消につながるスポーツ関連サービスとの連携なども検討しているという。体重や体脂肪率、血圧などの測定値を統合して管理できるサービスができれば、生活習慣病の予防・対策にもつながると期待している。

KDDI研究所

(TERA)
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